催 事    ● 採灯大護摩法要
         ● 施餓鬼会法要
         ● 地蔵盆(盆踊り・お化け大会)


採灯大護摩法要
毎年2月11日午前10時より
 
採灯大護摩について

 大護摩は、役(えん)の行者が箕面 山の滝窟に於て龍樹菩薩より相伝され、諸国の高山で修行の後、大和国大峰山を開創せられ大峰山に金剛蔵王大権現をはじめ諸天善神ならびに仏天を勧請されてから約一千二百数十年、間師資相承せられた修験(しゅげん)独特の秘法である。 大護摩は堂外すなわち屋外に道場を作り修法する大規模の儀式であり、秘法の効力によって修法する行者が本尊と一体となり諸天善神仏天の加護を蒙って一切の不浄煩悩等の世の中の一切の悪業を焼盡するものである。
 中央に壇木薪を組んで人間の身体を観じ、その周囲に一切の雑念を現した檜の枝葉を積み重ね、これに点火して百八本の乳木を炉中に投入し百八の煩悩を焼尽し、もうもうたる白煙、炎たる火焔の中に本尊大日如来、不動明王を観じ、行者と本尊とが一体無二となり偉大な霊験がたち現れるのである。 しかして悪業焼盡の炉中に閼伽水をそそげば、菩提心を促し善根が培われるのである。
 立春(旧正月) の年初に当たり尊天の加護を頂き、天下太平万民法楽ことには家内安全・商売繁盛・交通 安全・学業成就等の願いを祈る深法であり、雄大荘厳、修験独特の秘法であります。
 潮海寺は神戸、明石市内ではめずらしい蔵王権現・役の行者の石仏(写真集「神戸の石仏」)が奉安され、当寺が古来より修験道の道場であった事がうかがわれます。
 祈祷申込みは正月より当日10時迄となっています。


 

施餓鬼会法要
8月15日午前9時より
大講堂本尊 釈迦如来座像
ご本尊は正面に大仏師西村公朝師作の高さ2m50cmの
釈迦如来座像をお祀りし脇に両界曼荼羅を配して
仏の世界を作り出しています。
詠歌奉納法要

地蔵盆(盆踊り・お化け大会)
8月23日午後7時より